原料費調整制度を導入

2022年8月検針分より、LPガス価格、業務効率化努力を透明化するとともに、経済情勢を迅速に料金に反映させるため、原料費調整制度を導入しております。

原料費調整制度

LPガスの輸入価格が変動した場合に、速やかにガス料金に反映させる制度です。

従量料金

従量料金とは、使用いただいたLPガスの使用量に従量単価を掛けた料金となります。この従量単価は、LPガス輸入価格や為替の変動などに応じて変わります。(原料費調整制度)

調整単価

2024年11月調整単価: 19.1円(m3)
2024年10月調整単価: -5.5円(m3)
2024年9月調整単価: -15.3円(m3)

原料費調整制度にて算定した前月の従量単価に対しての変動値です。
セリタでは、毎月CP・MB・MB経費・フレート・TTS・産気率を元に算定しています。

過去1年間の変動推移

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CP

サウジCP(コントラクト・プライス)とは、LPガスの最大の輸出国であるサウジアラビアが1994年10月から導入した、輸入国の取引先と交わす契約価格のこと。サウジアラビアの国営企業であるサウジアラムコが決定し、取引先に通告する制度になっています。LPガス最大の輸出国であることから、この契約価格が世界のLPガス輸出価格のベースとなります。当月CPは、前月末に発表されます。

MB

テキサス州モントベルビュー市のLPガス基地におけるプロパンガス取引価格のこと。全米で生産されたガスはパイプラインでテキサスに集められ精製されるため、ここでの取引価格がマーケット指標価格となっています。

MB経費

中東・北米地域とのフレート差額分、バンカー、パナマ運河通峡料、米国での積荷に掛かるターミナルフィーなどの調達にかかる経費のこと。
※当社では、アストモスエネルギー株式会社様の調達経費を採用しています。

フレート

タンカー運賃または用船料のこと。毎月変動します。
※当社では、アストモスエネルギー株式会社様のフレートを採用しています。

TTS

Telegraphic Transfer Selling rateの略。
電信売相場とも呼ばれ、銀行で円をドルに交換する際の為替レートのこと。
※当社では、株式会社三菱UFJ銀行様のTTSを採用しています。

産気率

重量(kg)から体積(m3)単位に変換する率のこと。(0.482m3/kg)